日本と中国では食文化が異なるため、離乳食の進め方は違いがありますが、中国で売られている物でも日本の離乳食で使いやすいグッズがあります。 今回は淘宝(タオバオ)で手に入る離乳食の調理・食事グッズをご紹介します。
日本でおなじみの離乳食グッズは買える?
日本でもよく利用されている以下のブランドも、中国で買えるものが多くあります。 タオバオに旗艦店があったり、ミルク*1 やベビーフード*2と同様、代理購入もあるようですので、お目当のものがあるなら探してみる価値はあります。
※カッコ内は中国語(簡体字)でのブランド名です。
食器やエプロンなど
- babybjorn
- Edison
- Richell(利其尔)
- Combi(康贝)
ブレンダーなどの調理家電
- Braun(博朗)
- Panasonic(松下电器)
買ってよかった!中国で買えるグッズ
スタッフやそのお友達が実際に使ってよかったグッズをご紹介します。
保存容器・食器
Locknlockの容器です。離乳食をまとめて作って冷凍した後、電子レンジで加熱するのが難しいなと思っていました。吹きこぼれたり、爆発したりしてしまいます。こちらの容器は深さがあって、蓋も付いているので、電子レンジで様子を見ながら加熱できます。食材の保管にも便利です。
冷凍小分け容器
日本の離乳食グッズにもある離乳食をまとめて冷凍できる容器です。中国でも色々なメーカーから販売されています。 製氷皿のようにまとめて凍らせるタイプと一つずつ蓋がついているタイプ両方ご紹介します。
製氷皿タイプ
1マスの容量は30mlくらいが使いやすいかなと思いました。 別のメーカーから1マスの容量が大きいものも販売されていたので試したところ、マスが大きいものは凍ったあと出しづらい感じがありました。
一つずつ蓋がついているタイプ
冷凍庫の中でバラバラにならないよう、外側のカバーがあります。満杯近く入れても凍った食材を出しやすいです。製氷皿タイプに入れるほどの量がない時に一つだけ入れて凍らせるのにも便利です。
調理道具セット
離乳食を開始するにあたり何を揃えればいいか迷ってしまいます。特に離乳食の初期や中期ではこのようなセットがあると安心かもしれません。
NUK自体は日本に進出していて、おしゃぶりや授乳・哺乳周りのグッズがメインのようです。同じ商品は日本のサイトでは見当たりませんでした。
裏漉し、すり潰し、すりおろしがしやすいです。
離乳食クッカー
辅食机(fǔshíjī)と呼ばれるもので、蒸す機能・ブレンダーが一体になったものです。 日本ではベアバ製のものが販売されているようです(記事作成時、楽天市場で確認)中国では種類も多く、予算に合わせて選ぶことができます。 野菜や肉などの食材を入れておけば、全自動でペースト状にしてくれます。蒸し機能のみや、お粥を作るということもできる商品もあります。
道具セット
包丁、まな板のセットもあります。こういったスタンド付きですと収納もしやすいです。
哺乳瓶に使えるスパウト、ストロー
離乳食開始後、ミルクや母乳以外の水分補給を始めるケースもあると思います。日本ではいわゆるトレーニングマグ*3を使う方も多いのではないでしょうか。こちらの製品は日本では見かけないのですが、哺乳瓶に取り付けられるものになります。 スパウトからストローへステップアップする練習ができます。
日本の離乳食グッズとは少し違う物
- 離乳食用の調理器具として鍋があると思います。お鍋は日本の離乳食で揃える道具として挙げられる鎬(例:ミルクパン)よりは大きめです。蒸し器がセットになっているものが多いようです。
- 食器も保温機能がついたものが販売されています。温かいものをそのまま食べさせたいという考えからかもしれません。