オムツと並びお世話の必需品のおしりふき。日本製は手に入るのか、ローカル品はどうなのかなど、上海(中国)のおしりふき情報をまとめました。
中国語でおしりふきは何という?
「婴儿湿巾」や「婴儿湿厕纸」と呼ばれます。 お尻用は「尻尻」や手口ふきは「手口」用と並べて書いてあることもあります。
日本製のおしりふき
淘宝(タオバオ)をみてみたところ、オムツと同様に「日本からの輸入品」は販売されているようでした。記事作成当時に確認できたのは、ピジョン、グーン、ムーニー、アカチャンホンポです。※代理購入品も含みます。
中国のおしりふきの特徴
- 中国で販売されているおしりふきは日本のものより一袋あたりの枚数が多いからか、一袋が大きく重い印象があります。
- ブランドによっては携帯用として枚数が少なめのものも販売しています。
- 日本だとおしりふき用の蓋を別途用意している方も多いのですが、中国で販売されているおしりふきに元から蓋が付いているものが多いです。
- おしりふきの生地や水へのこだわりもあるようです。生地の大きさ、素材、水の成分などが商品の説明に書いてあるのをよく見かけます。
- トイレに流すタイプのおしりふきは種類が少ないようで、記事作成時に見つけたのは3種類でした。
買い方
おしりふきの入手方法は基本的にオムツと変わりません。 タオバオのような通販サイトではオムツよりまとめ売り傾向で、箱買いだとやはり安くなります。 外卖(ワイマイ)でも買えますので、ストックを持ちたくない方は都度ネットスーパーで少量を買うこともできます。
どうやって選ぶ?
オムツ同様、種類がたくさんあります。オムツはお試し用が売っていることもあるのですが、おしりふきの場合はお試し用パックはあまり見かけないので、少量で買うか、携帯用の小さいおしりふきを買って試すかになります。 お友達が使っているものと交換して比べてみるのもいいですね。
商品紹介
上海で乳幼児を育てている方にどのおしりふきを使っているのかヒアリングしました。お話に挙がってきたものを紹介します。
babycare
オムツやおしりふき、乳幼児周りのグッズを販売しているブランドです。
combi(康贝)
日本でお馴染みのコンビ。こちらは中国生産品です。手口拭きも販売されています。
dacco
こちらも日本でお馴染みのブランドです。タオバオの旗艦店おしりふきだけでなく、産前産後に役立つグッズも販売されていました。旗艦店で売られているおしりふきは中国生産品でした。
Deeyeo(德佑)
Deeyeoはおしりふきをはじめ、消毒ウェットティッシュや母乳パッドなど使い捨ての衛生製品を多く出しています。
Doctor.Roo(袋鼠医生)
メイン商品はマスクのようですが、おしりふきをはじめとしたウェットティッシュ、消毒用品を取り扱っています。
Huggies(好奇)
「おしりふき何使ってますか?」と聞いてよく出てくるのがHuggiesです。フーマでも取り扱いがあり買いやすい商品です。
オムツは別記事でご紹介しました。
chinabaobaoinfo.hatenablog.com
NUK
ドイツの哺乳瓶・おしゃぶりブランドです。おしりふきをはじめ赤ちゃん用品が中国でも売られています。
おしりふきウォーマーはある?
- 出産前に準備するグッズのリストの中におしりふきウォーマーが入っていることがあります。おしりふきウォーマーは中国でも買うことができます。「婴儿湿巾加热器」と検索すると出てきます。確認したところ、据え置きタイプのものとおしりふきの蓋と同じ形の携帯用もありました。
- 据え置きタイプのうち、安いものですとゴムでおしりふきを留めるタイプになるのでおしりふきの枚数が少なくなると使いづらくなります。少し値段が高くなりますが、下から押し上げてくれるタイプもあるようです。