妊娠中から生後、特に1歳ごろまで盛りだくさんの赤ちゃんの行事。「早めに計画を立てたい!でも上海で何ができるのか分からない!」というのは多くの方が持つ悩みです…。
ここでは上海でできること、できないことを、実際の体験談を踏まえてご紹介したいと思います。
戌の日(妊娠中)
中国では安産祈願に行くという風習はないようで、日本で行うような戌の日の安産祈願は、中国では残念ながら叶えられません。
そのため、安産祈願をしに行きたい妊婦さんは、上海市内にあるお寺に行って安産を願う方が多いようです。
上海内で市街地から行きやすいお寺ですと、
・龙华寺
・静安寺
・玉佛禅寺
などが有名ですね。
お出かけを兼ねて、上海郊外のお寺や、蘇州や杭州のお寺に行く人もいますが、そもそも安産祈願に行かなかったという人も。
お七夜(命名式)(生後7日)
命名式も、日本のように風習として行うものはないようです。
私はタオバオで色紙と筆ペンを購入し、簡易命名紙を作成して写真撮影しました。専用の命名紙などを事前に日本から送っておいても良いかもしれません。
ネット上には無料でダウンロードできる命名紙もあるので、おうちで印刷して使うこともできます。
お宮参り(生後1ヶ月ごろ)
こちらも戌の日と同じく風習がありません。時期を気にせず、近くのお寺に家族で行ってみるという方が多いでしょうか…。
私は戌の日に龙华寺に行ったので、出産後再度龙华寺に行って出産報告という形にしました。(特別な何かをできるわけではないので、気持ちだけですが)
お食い初め(生後100日)
お食い初めは、ホテルオークラ(上海花园饭店)の『山里』という日本料理屋さんで行うことができると聞き、行ってきました!
祝い膳のメニューはもちろん、縁起物が全て揃っています。日本人の方が食べ物の意味を全て説明してくれますし、家族写真も撮っていただけるので、とてもいい思い出になると思います。
※2023年5月現在
・お食い初め膳 288元(税金,サービス料別)
・個室にする場合はプラス200元
1歳誕生日
1歳のお祝いで使うご家庭の多い「一升餅」。一升餅は古北にある和菓子屋さん『四ツ葉』で注文できました!
お餅の表面には、「寿」の文字、または子どもの名前を赤字で入れてもらうことができます。
※風呂敷に包まれた状態でいただけます。赤ちゃんが背負う時に使用できるものですが、赤ちゃんによってはその風呂敷だとサイズが小さく背負えない可能性があります。別の大きな風呂敷やリュックを用意しておいてもいいかもしれません。
※3日前までに注文、200元
記念撮影について
1ヶ月記念や1歳記念などで記念撮影をしたい!という方も多いかと思います。
日本人が利用する写真館が上海あるQuさんで紹介されていますので、参考にしてくださいね。週末は予約が取りづらいので、早めに予約するのがオススメです。
全て日本と同じように行うのは難しいですが、お食い初めなど日本式のお祝いが叶うという点で、上海はとても恵まれた環境だと感じています♪
ご家族で素敵な記念日を過ごしてくださいね。